ドイツ語学習 ゲーテA1 学習法 単語編Ⅰ

ドイツ語学習

今回の記事では皆さんと一緒にドイツ語を学んでいきたいと思います。
ドイツ語を今まで勉強したいことない方も、1から簡単に勉強できるブログ記事を書いていますので、カフェでコーヒーなどを飲んでいる感覚でのびのび一緒に勉強していきましょう。

[この記事を読むメリット]
・ドイツ語基礎単語の習得
・ドイツ語基礎単語の使用法の習得

ドイツの街並み

ドイツ語基礎単語

今日はドイツ語で頻出の基礎単語を覚えていきましょう。
少しずつ、確実に覚えていくために、実践向きと言われるゲーテA1からの10個のみ選出しています。

ab「〜から」 アプ

abには英語で言う”from”の意味があります。
時間的な「何時から」の「から」と空間的な「(場所)から」の「から」で使われます。

例文 :
Das Geschäft hat ab 14 geöffnet.
そのお店は14時から開いています。(いつまで開いているかははっきりしていない)

Der Zug fährt ab Berlin.
その電車はベルリンです。(どこ行きかは分からない)

他に同意の von「〜から」と言う単語がありますが、違いは「〜まで」が明らかになっているかと言うところです。abはいつ「まで」が明らかになっていない時に使います。

aber 「しかし」「でも」 アーバー

aberには英語で言う”but”の意味があります。
接続詞の中で、かなり多用される言葉なので、しっかり覚えておきましょう。

例文 :
Heute kann ich nicht, aber morgen.
今日ならダメだけど、明日ならいいよ。

Er ist aber groß!
彼はとても背が高いなぁ

2つ目の例文では、接続詞の「しかし」や「でも」のような使われ方はしていません。
これは心態詞と言って驚きや、苛立ちを表す時に使われます。aberは接続詞だけではなく、心態詞にもなり得ると言うことを今日は覚えて帰りましょう。

abfahren 「出発する」 アプファーレン

abfahrenは分離動詞に区分されるドイツ語の動詞です。分離動詞は英語では馴染みのない動詞ですので、注意してみていきましょう。abは「起点からの分離」を表しています。手元から離れたり、ある地点から離れたりする意味を持つ動詞と言うことがわかりますね。

例文 :
Der Zug fährt in zwei Minuten ab. (ここでは動詞abfahrenが分離しています)
電車は2分後に出発する。

Der Zug ist mit Verspätung abgefahren. (ここでは過去分詞形でabfahrenが形態変化しています)
電車は遅れて出発した。

例文を見て、「1つ目の例文は分かったけど、2つ目は動詞の形が変わってるじゃないか!」と思った方もいるかもしれませんが、abgefahren過去分詞形と言って英語にも共通して存在する文法です。今はとりあえず、過去分詞は完了形や受動態を表現する時に使われる形と覚えておいてください。文法は他の記事で詳しく説明していきますね。ちなみに2つ目の例文では過去分詞の完了形が使われています。

die Abfahrt 「出発」 ディー アプファート

die Abfahrtは名詞として使われます。上記 abfahrenの名詞バージョンですね。
英語で言う「departure」にあたります。

例文 :
Wann ist die Abfahrt ?
出発はいつですか?

Die AbfahrtのDieは女性名詞の時についてくる定冠詞です。
Derは男性名詞の時に、Dieは女性名詞の時に、Dasは中性名詞の時につくと覚えておきましょう。

abgeben 「渡す」 アプゲーベン

abgebenも分離動詞の1つです。もう分かったかもしれませんが、「ab」がつく動詞は分離動詞であることが多いので、覚えておきましょう。英語で言うgiveやsubmit等にあたります。

例文 :
Ich möchte meinen Koffer abgeben.
荷物を預けたいです。

Bis wann muss ich den Aufsatz abgeben?
いつまでに作文を提出しないといけませんか?

例文では「渡す」と言う意味から「預ける」や「提出」に文脈によって変わっていますね。

abholen 「手に入れる、迎えに行く」 アプホーレン

abholenも分離動詞の1つです。
ここでしっかり押さえていきましょう

例文 :
Wann kann ich den Schrank bei dir abholen?
食器棚はいつから入手できますか?

Wir müssen noch meinen Bruder abholen.
兄弟を迎えに行かなければなりません。

ab系の単語がいくつか出てきましたが、意味と単語が完全に一致するまで繰り返し口に出して覚えていきましょう。

der Absender 「送信者」「差出人」 デアアプゼンダー

英語のSenderにあたる単語ですね。ドイツ語と英語で似てる単語もあるので、こう言う場面が出てくると分かりやすくていいですね。

例文 :
Wer ist der Absender
差出人は誰ですか?

Achtung 「注意」 アハトゥング

Achtungはドイツに行った時にアナウンスや注意書き等でよく聞く/見る単語かもしれません。英語で聞くアナウンスの最初の「Attention please」のAttentionにあたります。

例文 :
Achtung! Das dürfen Sie nicht tun.
注意! それはできません。

die Adresse, -en 「住所」 ディー アドレッセ, -エン

Die Adresseは英語で言うAdressですね。Dieと言うことは名詞の性別はもうお分かりでしょうか?

例文 :
Können Sie mir seine Adresse sagen?
彼の住所を教えてもらえますか?

all 「すべて」

Allも頻出ドイツ単語の1つですね。
英語と同じ意味、同じ綴りですので、しっかり押さえていきましょう。

例文 :
Alles Gute!
高!

Das ist alles.
それで全てです。

Hast du alles?
全部ありますか?

ドイツの景色

まとめ : 1つ1つ着実に

ここまででゲーテA1レベル基礎単語を学習しました。最初のステップとして単語の基本形を覚えることをここでは意識しました。文法や形が変わるところの習得は別の記事で説明していきます。語学は分かるところを少しずつ広げていく作業になりますので、一気になんでもかんでも理解しようとせず、のんびりと学習を進めていきましょう。

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